とつぶやいてみたら、そこそこ見てもらえたみたいなので記事にしておく。

僕は7年前に大阪から東京に来たんですが、東京の複雑な路線事情に、最初は結構苦労しました。土地勘無いと個別の土地名の知識がないのでどっち行くかわかんないんですよね。

まあ、それでむしゃくしゃして路線図を作ったというのもあるんですけど、別に問題自体は解決していないわけで・・。

例えば、これは西早稲田駅の柱にある行先表示標。

「渋谷」「池袋」と知っている名前が出てくるんで、なんとかわかるんですが、もうちょっとパッとわかるとよいなという感じがします。

画像説明は本文中に書きました

画像出典:Wikipedia

さらに副都心線は西武線と直通していたりするので、発車案内表示標はこんな感じに(@渋谷駅)。まあ、直通運転で電車がめっちゃ遠くまで行く弊害でもありますね。

各停・志木行き、急行・飯能行きと記された発車案内

画像出典:Wikipedia

で、どうするか

土地勘はないと言っても、目的地が何て名前とどの方角にあるかくらいは最低限わかってると思うので、それだけでもわかると助かりますよね。なので、情報量を抑えて&パッと見て目的の路線がわかる情報があるといいなということで、路線の行き先を確かめられる概略図を足してみましたという感じです。

ただ、

という感じはしてます。

鉄道を例に書いてみましたけど、バスとかでもやってほしいですね。めっちゃ詳細な路線図はあるけど、そういうのは良くてざっくりどこに行くのか知りたい。

行き先が複数の場合

横須賀線普通・逗子行き、りんかい線各駅停車・新木場行きと書かれた発車案内標

新宿駅1番線ホームは湘南新宿ラインとりんかい線直通埼京線の2つの電車が来ます

そもそも方面が違う電車が来ること自体、最初は意味がわからず面食らったものです(東京は複数路線の直通が多いので慣れましたが)

そういうシステム自体がそもそも、という話はあるにせよ、まあせめてそういうことがあるということを伝えられればいいかもしれませんね(行き先に応じて左側の表示も変わるとか)

修正案:

発車案内標の左側に行き先図をつけた例

※ 2色/2行LEDとかそういう制約を変えているとか、といいつつ根本的なところは踏み込んでないとか、まあざっと書いたので例としてアレですが1案として。

類例ですね。

さいごに

2020年のオリンピックには当然土地勘がない外国人の方がめっちゃ増えるので、ナビゲーションとしてはそういう土地勘とかの特定のコンテキストに依存しないようにしないようにしていけるとよいですね。

smile書き手

このブログは、私(@hashcc)が日々考えていることをまとめて、つなげて、残しておくためのブログです。
関心領域は Webデザイン(特にUXデザインやUIデザイン関連)、食や観光に関する情報環境の整備、情報の可視化、アクセシビリティなどです。

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