鉄道会社各位、知らないところに行くと、○○方面の○○が方角的にどっちなのか想像つかないことあるので、こんな感じに方角がなんとなくわかると嬉しいですね pic.twitter.com/FJnMWByBjz
— Naoki Hashimoto (@hashcc) 2015, 12月 6
とつぶやいてみたら、そこそこ見てもらえたみたいなので記事にしておく。
僕は7年前に大阪から東京に来たんですが、東京の複雑な路線事情に、最初は結構苦労しました。土地勘無いと個別の土地名の知識がないのでどっち行くかわかんないんですよね。
まあ、それでむしゃくしゃして路線図を作ったというのもあるんですけど、別に問題自体は解決していないわけで・・。
例えば、これは西早稲田駅の柱にある行先表示標。
- 1番線:新宿三丁目・明治神宮前・渋谷方面
- 2番線:池袋・和光市・森林公園・飯能方面
「渋谷」「池袋」と知っている名前が出てくるんで、なんとかわかるんですが、もうちょっとパッとわかるとよいなという感じがします。
画像出典:Wikipedia
さらに副都心線は西武線と直通していたりするので、発車案内表示標はこんな感じに(@渋谷駅)。まあ、直通運転で電車がめっちゃ遠くまで行く弊害でもありますね。
画像出典:Wikipedia
で、どうするか
土地勘はないと言っても、目的地が何て名前とどの方角にあるかくらいは最低限わかってると思うので、それだけでもわかると助かりますよね。なので、情報量を抑えて&パッと見て目的の路線がわかる情報があるといいなということで、路線の行き先を確かめられる概略図を足してみましたという感じです。
ただ、
- 方面を2度言っているので図としては冗長
- むしろ目的からすると図に駅名はいらないかも
という感じはしてます。
鉄道を例に書いてみましたけど、バスとかでもやってほしいですね。めっちゃ詳細な路線図はあるけど、そういうのは良くてざっくりどこに行くのか知りたい。
行き先が複数の場合
新宿駅1番線ホームは湘南新宿ラインとりんかい線直通埼京線の2つの電車が来ます。
そもそも方面が違う電車が来ること自体、最初は意味がわからず面食らったものです(東京は複数路線の直通が多いので慣れましたが)。
そういうシステム自体がそもそも、という話はあるにせよ、まあせめてそういうことがあるということを伝えられればいいかもしれませんね(行き先に応じて左側の表示も変わるとか)
修正案:
※ 2色/2行LEDとかそういう制約を変えているとか、といいつつ根本的なところは踏み込んでないとか、まあざっと書いたので例としてアレですが1案として。
是非これを上野東京ラインと湘南新宿ラインの識別にも https://t.co/uCeIXnu7ip
— 相生 蒼碧@有機化学狂() (@semicolon0103) 2015, 12月 6
類例ですね。
さいごに
2020年のオリンピックには当然土地勘がない外国人の方がめっちゃ増えるので、ナビゲーションとしてはそういう土地勘とかの特定のコンテキストに依存しないようにしないようにしていけるとよいですね。
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