要約:キャプチャボードで録画した動画をお手軽にiPodやPSPまで持ってくための方法
あけましてこんにちは。
最近、キャプチャボードを買い換えました。で、買い換えてから検索して知ったんですけど、録画したファイルをiPod対応のH.264動画ファイルに自動変換するキャプチャボード(レビュー記事)ってのがあるんですね。
この前にiPod touchを買ったので、いかに楽して対応動画を変換するかでちょっと試行錯誤してたんですが、コレは楽そうでよさげですね。ま、でも変換はソフトウェアだし、わざわざ買い換えるほどでもないかなと思って、フリーソフトでいろいろ試してんですが、案外簡単にできてしまったので書いておきます。
まず、材料ですが以下の2つのソフトになります。お持ちでない方は各自ダウンロードしてください。
なお、以下ではキャプチャボードで録画されたファイルはD:\Movieフォルダに出力し、変換後のファイルはD:\Movie\iTunesフォルダに出力されるものとします。パス名が違う場合は適宜読み替えてください。
ffmpeg(「携帯動画変換君」の変換エンジン)の更新
まず携帯動画変換君なのですが、配布されているバージョンは変換エンジンが古いためffmpegを最新バージョンに更新しておきます(これによってYouTubeやニコニコ動画のflvファイルも変換できるようになります。)
ffmpegの配布ミラーページよりバージョン9133のものを落とします。7zはやや特殊な圧縮形式ですが、Lhazなどの解凍ソフトで解凍できます。
解凍できたら中に入っているファイルのうち、ffmpeg.exeとpthreadGC2.dllを控えておいてください。
「携帯動画変換君」の設定
携帯動画変換君に戻ります。
携帯動画変換君を解凍してできたフォルダにあるcoresフォルダに、さきほどの2ファイルを入れてください。
次に、以下のzipファイルをダウンロードして解凍しましたら、中にあるiniファイルを携帯動画変換君のdefault_settingフォルダに放り込みます。
- ダウンロード
- iPod touch向け変換設定ini
携帯動画変換君のsetup.exeを起動し、機種別設定:MP4ファイル, iPod touch向け設定を選んでOKを押したら、出てきたウィンドウの出力フォルダをD:\Movie\iTunesに設定します。
設定が完了したら携帯動画変換君は閉じてください。
「フォルダ監視」の設定
フォルダ監視を起動(folders.exe)して、設定画面を開きます。設定メニューは簡略」と「詳細」の2種類がありますが、必ず「詳細」にしておいてください。
まず、「監視フォルダの設定」で監視フォルダを追加します。設定画面左下の追加ボタンから以下のように監視するフォルダ(D:\Movie)を追加します。サブフォルダは対象にしないで下さい(そのままでオケ)。予約録画を想定していますので、「Windows起動時にフォルダ監視を実行する」のチェックも入れておいてください。
お次は「プログラム起動の設定」。「変更ファイル検知時にプログラムを起動する」にチェックを入れて、「起動単位」を「ファイル」に設定。
でもって、プログラムにはD:\Applications\3GP_Converter\3GP_Converter.exeを、パラメータは-S “H.264 320×240(768kbps/128kbps)” %FILENAME%を入力してください(もちろん「プログラム」のファイルパスは各自読み替えてください)
今回はH.264 QVGAのそこそこの画質で変換するよう設定していますが、いろんな要望があると思います。例えば、
- もっと大きな動画を出力したい
- パラメータを-S “H.264 640×480(768kbps/128kbps)” %FILENAME%に
- 画質より変換速度の速さを優先したい
- パラメータを-S “XviD 320×240(中画質)” %FILENAME%に
- 画面サイズは大きいけど、変換速度は速く!
- パラメータを-S “XviD 640×480(高画質)” %FILENAME%に
という感じにパラメータを変えていってください。で、お察しの通り、変換設定名を変えることで出力設定を変えています。なので、携帯電話やらPSPやらその他もろもろもココで設定できると思うので、そういう方は設定ファイルと変換設定名を変えてやってみてください。
で、最後に「その他の設定」です。ここでは、「ダウンロード中など、指定秒数後も更新中のファイルは通知しない」にチェックを入れてください。これは録画中に仮に出力されているファイルを誤って変換してしまわないための設定です。
以上で設定は終わりです。あとは予約録画して、待っておけば録画後に勝手に変換して、iTunesに動画登録されます。なので、あとはiPodと同期するだけです。
あと注意点ですが、キャプチャソフト側で録画後に休止状態に移行する設定などがあるかと思いますが、変換君で変換ができないので、そういったものは止めておいて下さい。幸い、変換君は変換後に実行することを設定ファイル内で指定できますので、例えば設定(ini)ファイル内でcommand2=...の下に以下のように記述すれば、変換後に休止状態に移行することができます。
Command2=""C:\WINDOWS\System32\rundll32.exe" "powrprof.dll,SetSuspendState""
あと、問題があるとしたら変換中に録画が始まってしまったらどうするかと言うところですね。これはタスクコントロール系のソフトで携帯動画変換君の優先度を下げて起動すればなんとかなるかな。とりあえず、そういう事態になってないんでなってからかんがえます
ちなみに今回やったようなことは以下の商用ソフトを使えばできるようです。結構高いけど
今回はWindowsの話でしたけど、Macでもできるのかな。Automatorと携帯動画変換ちゃんを連携させればできそうな気がします。
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