要約:不動産賃貸情報サイトの物件ページにGoogle マップ ストリートビューで取得できる風景を勝手に追加するGreaseMonkeyスクリプトを書きました
巷ではGoogle Maps StreetViewについていろいろ議論されているようです。試しにはてなブックマークの「ストリートビュー」タグがついた記事を見てもそうしたものばかりで、テクニカルな記事はあまり見あたりません。
その議論自体を否定するわけではなくて、もちろんそうした問いに答えを出した上でテクニカルにというのが望ましいかと思いますけど、議論し続けるのもどうなのかなと。技術の悪用シーンをクローズアップしてその技術の潜在価値を殺すのはなく、それをどう社会的に有用なことに活かしていくかを考えて試していきたいと思っています。
ということで(ストリートビューを使う上で必要な)Javascriptにはからきしダメな私ですが、ちょっと頑張って試しに何か作ってみようかと思います。その第1弾は不動産賃貸情報サイト(以下、不動産サイト)にユーザスクリプトで路上の地図を追加してみるというものです。つまり、FirefoxのGreaseMonkey向けのスクリプトです。
既にできあがったものがこちらにございます。
- ダウンロード
- ストリートビュー追加 GreaseMonkey スクリプト
- ライセンス
- GNU General Public License
不動産サイト全部に対応することは無理なので、今回はHOME’S賃貸というサイトを対象にしています。個別に対応しようとすれば(所在地情報を取得できれば)どのサイトでも可能でしょうけど、今回はこのサイトということで。
で、実際に便利かというと現時点ではたまに使い物になるというレベルですかね。というのは、どの不動産サイトも「~丁目」レベルまででしか所在地情報を提供していない(なぜなんでしょう?)ゆえに、正確な風景をピンポイントで提供出来ないため、しばらく物件がどこにあるか探し回る必要があるからです(2Dマップをわざわざつけたのはそのためです)。まぁ、家の概観を確認するよりも周りの環境を確認する用途に向いているかもしれませんといっておきましょうか。
例えば、物件の周りの雰囲気を確かめたり、駅までの経路を辿ってみたり、自転車で走りやすいか道路を眺めたり、近くのスーパーの大きさを調べてみたり(せせこましい)とそんなところでしょうか。得られる情報は視覚の一部を使っただけのものなので、実際にはちゃんと足を運ぶ必要がありますけどね。
技術的な話をメモっておくと、まずクエリで指定した場所のストリートビューを全画面で表示するページを作りました。次にGM側で、サイトから抽出した所在地情報をクエリとしてくっつけた先のページのURLにくっつけます。そしてそのURLをiframe要素に指定して追加するという寸法です。
制作にあたっては私製版、GreasemonkeyでXPathを楽に使う関数 @蕪浅録奏を使わせていただきました、ありがとう。その他、参考にさせていただいたサイトを列挙しておきます、どうも。
- Services – Google Maps API – Google Code
- Google Maps API でストリートビューを表示する方法 – 真夜中のプログラミングTips
- Calculating Street View POV for a given address – Google Maps API | Google グループ(Google Maps Sample)
- 逆引きGoogle Maps APIリファレンス
- Googleマップ チュートリアル 「Google Maps API活用方法」(API v.1がベースなのでちょっと古い情報も)
- おまけ:米国でGoogle Maps StreetViewがどのように応用されて使われているか具体的なURLと内容を挙げて教えてください。 – 人力検索はてな
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