要約:CSSはその仕様自体の進化による表現力の向上よりも、ソフトウェアによる管理・記述性の向上に未来を期待してみたいです

CSS Variables と CSS の未来 : could
「CSSの未来」がどうあったらよいかと言って浮かぶのは、CSSそれ自体の進化ではなく、CSSをどう管理するかという部分の進化ですね。
ブラウザにおける CSS の解釈の違いを理解するのも CSS を学習する上で大変な部分ではありますが、CSS の基礎を学ぶのも今は何とも難しいなという気がします。先に紹介したセレクタもそうですし、属性も様々。もちろん、ひとつのプログラミング言語を覚えるのに比べたら簡単でしょうけど、初心者が中級者への道筋が険しいものになっているような気がします。
表現力の向上やシンプルな記述の支援という観点から、CSS3セレクタやCSS Variablesなどの仕様自体の進化は確かに喜ばしいことですが、一方で上記のような危惧を考えると入門者でも(そして熟練者でも)楽に記述・管理ができていくようになるのが望ましいかと思います。そして、これは仕様それ自体ではなく、それを扱うツールが担う領域です。
例えば、以下のような機能は考えられないでしょうか。
- 実現したい表示方法を自然文で入力すると、それを実現するプロパティを支持してくれる機能
- HTMLのプレゼンテーション要素・属性を入力すると、同様の記述がどういったCSS記述で可能なのか教えてくれる機能
- ある書き方や要素の組み合わせがあった場合に特定のブラウザで意図に反した結果*1 になることを告知する機能
- CSSのコードを分類(フォルダ分け)できる機能(フレームワーク、一般、ヘッダ、本文、フッタなど)
- 現在使っているプロパティがどのブラウザで有効か示してくれる機能
- CSSテンプレートサイトからレイアウトや見出し・引用などの表示の仕方などテンプレートとなっているお決まりのCSSコードの組み合わせをダウンロードし、ソフトウェア上から1クリックで適用する機能
- 色彩の組み合わせなど、アクセシビリティの標準仕様と照合して、問題のある記述を告知する機能
- 同様の指定がある場合にCSS Variablesを使って自動整形する機能
もっとも、CSSの管理に長けたソフトウェアをあまり知らないので、「それ○○でできるよ」ということがあるなら教えていただければなと。MacRabbitのCSSEditというソフトウェアは便利そうですね。ここで挙げた機能も一部実装されているようです。
- 有名どころではInternet Explorer 6 の 擬似要素名称の直後に空白類文字を置かないと擬似要素が認識されないバグ[戻る]
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