要約:オープンライセンスを付けているコンテンツは、ただそうしたライセンスをつけているだけではなく、それを使うツールが参照のコストを減らしていくことで活用事例が増えていくんじゃないでしょうか
はてなブックマークでも書いたけど、も少し詳しめに。
IDEA*IDEA経由で、テキスト内容を解析し、それに合致するリソース(画像や地図など)を自動で参照してくれるサービスを使うWordPress用のプラグイン(Yahoo! Shortcuts)が公開されたという話を知った。
もちろん、これは技術的にも面白くてすごいのだけど、それ以上に面白いのは下のビデオでも出てくるようにFlickrでCreativeCommons(以下CC)ライセンスが付けられている写真を検索して簡単に参照できるというところ(ビデオの1:45あたりから)
(見られない場合は、こちらのビデオ画面から)
FlickrにあるCCライセンスなコンテンツを探してきて使うというのは特段珍しい話ではなくて、YotophotoなんかはWikipediaやFlickrにあるオープンライセンスな写真を探してこれるわけだけど、このプラグインが面白いのはそうした写真をあたかもローカルにある写真を引っ張ってくるように簡単に画像を参照できているという点。
何がそういう感覚にしているかというと、単純に手間が減った(参照コストが下がった)と言うことがあります。今までブログで自由に使っても問題ない画像を使う際は、
- 写真にしたい単語を見つける
- Yotophotoで探す
- ローカルに保存する
- WordPressにアップロードする
- コードを貼り付け、細かな調整をする
これだけのステップが必要だったわけで、それを
- プレビューボタンを押す
- 写真にしたい単語のリンクをクリックする
- 好きな写真を選ぶ
ここまで参照コストを下げたことで、オープンコンテンツの活用が増えるきっかけになるんじゃないかなと思います。
加えて、CCライセンスに必要な原著者の出典表示など、ライセンス関係の処理を機械が勝手にやってくれて、ライセンスをある種ブラックボックスの中に入れたまま意識しないで使えているというのも大きいかと思います。
その他に例えばコンテンツのアテンションを高める事例を考えるならば、
- ニコニコ動画に動画を投稿する際に、動画に何かBGMでも付けたいと思ったときに、mF247にあるCCライセンスな音楽を投稿画面から引っ張ってこれて、かつ著作権表示もやってくれる
- WordPressに何か主張を裏付けたい文献が欲しいなと思ったとき、まず投稿画面からGoogle Book検索を使った書籍テキスト検索を行う。参考になるテキストを選択すると、自動的に書誌情報を含む引用コードを貼り付けてくれるようになる
こんな感じでしょうか。一応、このブログもCCでライセンスしていて、Googleなどの検索エンジンが扱いやすいようにmetaタグも貼り付けている1 のですが、こういう風にツール側で工夫をして簡単に使えるようにすることも必要なんですね。
<meta name="CC.license" content="http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/2.1/jp/" />[戻る]
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