- 煩悩是道場 – ブログのサイドバーって本当に必要?
- Hatena::agenda – ブログのサイドバーは要らない
- Hatena::agenda – 「ブログのサイドバーは要らない」の反論にこたえる
- ジェニーはティーン☆ロボット ファンブログ – ブログのサイドバーは無用
タイトル通り、私もいらない論に賛成です。
全幅の20%かそこらの範囲内でやりくりするならまだ許容範囲内で役に立つケースもあるんですが、2カラム・3カラムで40-50%まで領域に取るようなコンテンツが増えてきて、本来のコンテンツである本文が読みにくくなる本末転倒ぽいケースが一般化してると思います。私も最近、そんなこんなでRSSリーダーから外へ出られません。
とりあえずそもそも論って事でサイドバーの存在意義から追ってみましょう。サイドバーが必要な人からすると、サイドバーのメリットはおおむね34点くらいにまとめられそうです。
- サイトの流れを可視化しているから
- この人の記事を読みたい!というときに必須だから
- (RSSを)購読するかどうかの判断材料を得る手段であるから
- 狭い方が読みやすいから(長すぎるとかえって読みづらい)*1
つまり、過去ログや他のカテゴリなどのリンクをたどることによって、その人の考えを知るきっかけができたり、コメントを追うことができるじゃないかと。
しかし、それはわかるのですが「だからサイドバーなのだ」とはいかないかなと。
その人の考えを知りたいのであれば、個別エントリに関連エントリ(同じカテゴリの人気エントリ)をコメント欄直前あたりに貼ればよいでしょうし、コメントを追いたいのであればコメントのRSS(WordPressでは標準装備)を購読すればいいわけです。
個別エントリが個別的・具体的なものであるなら、サイドバーは全体的・抽象的なものだといえます。個別的な記事だけでなく、サイト全体のも見てもらいたい(運営者の)思いとかもあると思います。しかし、それなら最近人気の記事とかコメントが多く付いた記事とかを専用のページに設ければいいわけで、jintrickさんが言うとおり小さくて見にくいですから、サイドバー・記事双方見にくくなってしまいます。
そういう点からすると、私は個別記事ページでは記事と関連性のあるページを自動リンクするくらいにとどめるべきだと思うし、全体的なところを見せたいのであればそれ専用のページを設ければいい。どちらもいいとこ取りしようと両者を1ページ内に無理に混合しようとすると、かえって閲覧者の肝心のコンテンツに対する印象が薄まったりはしないのでしょうか。
じゃあ、にも関わらず、なぜサイドバーはここまで普及しているんでしょうか?私は2つあると思っていて、
- 単にそれが慣習的で簡単だから
- 2カラムの利点を1カラムに持ち込む技術的な策があまり一般的ではない
1はPCに最初から入っている青いeマークのブラウザを使ってますと同じ理由ですね。「問題ないし、みんなもそうしてるから」というもの。
で、2について。そうはいっても長年親しんだ2カラムのメリットは、思い立ったらすぐに全体リンクが一望できて(上に上げた可視化とも似てますが)辿れる部分とかで、これは簡単に捨てきれません。これについてjintrickさんはナビゲーション専用のページにリンクしてリンク先を得意のAjaxとやらで上手に扱えばいいじゃないの
と指摘しているんですが、これは確かにその通りで利点を取り込む方法はあるんです。けど、果たしてそこまで技術に習熟しているユーザーがどこまでいるものでしょうか?
2カラムの利点を1カラムに持ち込む事は可能です。サイドバーの情報量は多いでしょうが、selectボックスを使ってページの隅に絶対配置するなり、jigelogさんの下の飛び出るメニューを使うなり、いろいろ方法はあると思います。
ただ、それがあまり一般的ではないために、1カラムは結局「~が足りない」と言われてしまってるんじゃないかなと推測しています。
また、2カラムの利点を持ち込めるだけでなく、1カラム独自のメリットもあると思います。ちょっと箇条書きにしてみましょうか。
- 図や表、ソースコードが書きやすい
- 2カラムだと横長のテーブルや多めのソースコードは書けないケースが増えますから(書けても内容枠をはみ出たりする)、ケースに即した表現の幅が狭まってしまいます。2カラムで如何に大きな表を書くかを考えていたこともありましたが(テーブルを分割するとか)なかなか上手い手段はないんじゃないでしょうか、ありましたら教えていただけると嬉しいです。
- モバイル環境にも適している
- W-ZERO3やPCサイトビューアなどscreenメディア向けCSSをガンガン読むブラウザが盛んですが、そうしたブラウザにも1カラムは個別コンテンツの可視性がよくモバイルでの利用に比較的適しているんじゃないかなと
- 回り込みなどで面倒なCSSの処理に煩わされることがない
- 過渡期故の悩みですが。ここを○%にするとブラウザの幅を狭めたときにサイドバーがずり落ちてー、とかいちいち考えなくていいので楽ちんです
- 必要な量のみダウンロードされるのでサーバに優しい
- たまに本文の何百倍もの情報量のサイドバーをみかけて苦笑することがありますが、そうした点からするとやりとりされるデータ量を最大限小さくすることができ、サーバの負荷を低くすることができます。
- 文字を大きめに設定しやすい(普通サイズの文字でもデザインしやすい)
- 横方向の領域が狭いと、必然的にその狭い領域に情報を押し込めざるを得ないわけで、どーしても文字を小さくする方向に行っちゃ足りします。ありみかさんと同様、私も本文サイズはそのままがいいよね派なんですが、1カラムだとその辺文字サイズ100%でも無理なくデザインできるんじゃないかと思います。
つーわけで、私が1カラム賛成な理由を書き出してみました。ただ、このネタが「そんなの好き嫌いじゃん」と身も蓋もない結論に陥りがちなのは、やっぱり「最終的にどうするかはユーザーが選択できるべきだよね」という考え方があるからだと思っています。
なので、個人的には1カラム・2カラム..nカラムをユーザーが選べるように(CSS切り替えとかでありがちですが)なるのが理想的な答えだと思います、ただデザイナーの労力はその多様性に比例するんで、なかなかこうした選択の自由が与えられるってのはあんまりないんでしょうね。
- これについてはjintrickさんの反論にも書いてありますが、表示幅の最大値を設定すれば解決しますよね。[戻る]
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