Liner Note

情報(ユーザー中心デザイン・ユーザビリティ)と技術(ウェブプログラミング・ウェブサービス)についてのメモ書き

ITmedia News:iPhoneアプリ開発は「Web2.0標準で」――Appleがデベロッパーに指針というニュース。iPhoneのニュースは久しぶりだが、ちょうどいいので前から少し思っていていたことをメモっておこうかな*1

てのはMicrosoft Surface発表の時も思ったのだけど、タンジブル*2 インターフェイスがどこまでウェブのUIを変えられるのかと言うことです。

iPhoneは大きな森を生み出す“最初の木”(中編)でも触れられているとおり、iPhoneは直感的で簡単にデバイスを使えるマルチタッチUI(Apple曰くRevolutionary UI)で話題になったわけなんですが、デベロッパはこうしたユーザーインターフェイスをウェブのUI体験に取り込むという段階にさしかかっているのではないかなと。

たとえば、Amazonを例に取ってみると、Amazon online Reader)において右から左に指をなぞらせることでページがめくれたり、あるいは商品の検索結果一覧からカートに向かってドラッグアンドドロップすることによってアイテムをカートに入れられるとかいった類の操作ですね。

後者は既にあったりするものでして、例えばPanic社サイトなんかがそうだ。情報元のねこめしにっき: PanicGoods のドラドロオリエンテッドなカートという記事で、ありみかさんはWeb コンテンツの UI 体験としてのドラドロ操作体験は、マカーであってもほとんど無いのが実情なんでなかろか。(中略)なので、いきなりドラッグ操作できますよーといっても、なかなかね。とおっしゃってますが、iPhoneにとってはむしろドラドロ操作こそがスタンダードなんですよね。

だから、ウェブのユーザーインターフェイスの方向性として、既存のAjaxを利用した動的で直感的なUIの延長線上として、こうしたタンジブルインターフェイスを活用したUIを作るというのも結構ありなんじゃないかなと思っていますし、実際個人的に作ってみたいと思っています。

「それって、Windows Mobile機でもできたじゃん」という声もあるかもしれませんが、やはりタッチペンを使った操作は不自然なものですし、PDAを利用したウェブブラウジングというのがどこまで認知され一般的なものかというとかなり疑問なところです。

iPodがそうであるようにiPhone=PDAと言われるくらいに普及すれば現在のウェブのUIもかなり違ったモノになってくるのではないかと思います。そのためには(卵が先かという話かもしれませんが)やはりiPhoneのマルチタッチUIを活用したキラーウェブアプリが絶対に必要になってくるでしょうね。

  1. あんまり今回のニュースには関係ないかもしれないけど[戻る]
  2. 手を使って直接的にデバイスを操作できること[戻る]
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